国际新闻
【台風情報】9号は進路変更、11号は“猛烈”レベルに発達も
台風9号「サオラー(※)」は勢力を弱めながらも午前3時30分前後に広東省珠海市南部沿岸に上陸した。中国中央気象台は6時、引き続き台風赤色警報を発表している。
台風9号が大陸に上陸した際の最大風力は中心付近で14級(秒速45メートル)、中心の最低気圧は950ヘクトパスカルだった。日本の気象庁の発表によると、中国時間8時の時点で同台風は北緯 21度55分、東経 112度50分に位置し、中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は秒速30メートル、最大瞬間風速は秒速45メートルとなっている。
台風9号は今後、時速10〜15キロの速度で中国沿岸を西寄りに進み、徐々に勢力を弱めながら、熱帯低気圧に変わると見られている。
一方、台風11号「ハイクイ(海葵)」(※)の中心は、9月2日午前5時の時点で台湾南端鵝鸞鼻の東方向約590キロの距離、北緯21.9度、東経126.6度にあり、中心付近の最大風力は13級(秒速40メートル)、中心の最低気圧は960ヘクトパスカルとなっている。
「ハイクイ」は時速15〜20キロの速度で西方向に移動し、徐々に勢力を強め、「猛烈な」台風のレベル(50〜55メートル/秒、風速15〜16級)に発達する可能性がある。3日夕方前後に台湾島東南部沿岸に上陸し、台湾本島を横断して中国本土の福建省南部から広東省東部沿岸に接近すると見られている。(上記進路予想図はウェザーニュース(weathernews.jp)で公開されたもの)
◉今年来登陆广东最强!“苏拉”以强台风登陆珠海 粤西将迎风雨最强时段 (qq.com)◉台風情報【進路予想図】 - ウェザーニュース (weathernews.jp)
<台風の大きさと強さの区分>
気象庁ウェブサイトから