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日本人眼中的中国|为什么中国的米其林餐厅很少?

和之梦放送 和之梦 2019-05-08

日本人眼中的中国

日本人から見た中国29

日本留学生 靖



中国・南京で生活する日本人の私が、日本人から見て面白い中国の姿をお話したいと思います。今回は「中国にミシュランの星付きレストランが少ない理由」について書きます。

作为生活在中国南京日本人,想要向大家介绍一下站在日本人的角度看来中国有趣的地方。

今天我们来聊一聊“为什么中国的米其林餐厅很少?”


中華料理はトルコ・フランス料理と並び、世界3大美食とされており、各国で親しまれている料理です。

日本でもそれは例外ではなく、各駅には必ずと行っていいほど中華料理屋があり、さらに横浜には数多くの中華料理屋が連なる「横浜中華街」という街もあるほど中華料理は日本で歓迎されています。

ある時、中国人の友達が私に「日本料理はミシュランの星付きレストランが多いけど、中国のレストランで星がついているレストランはとても珍しい。これはどうして?」と質問を投げかけました。そこで自分の中で理由を考えてみました。

中华料理是跟土耳其料理,法国料理并列的世界三大美食之一,被各国人民所喜爱。

中华料理在日本也非常受欢迎,车站里一定会有中华料理店,横滨甚至有一整条街都是中华料理店的“横滨中华街”。

有一天,中国朋友突然问“为什么日本有那么多米其林餐厅,但是中国却很少?”于是我稍微思考了一下这个问题。

《我住》122集中出现的横滨中华街


私が考える理由は2つあります。それは料理の見た目の違い、各国の中華料理におけるギャップです。

我觉得有两个原因。一个是菜肴的卖相,另一个是各国中华料理之间的口味差别。


1つ目の理由として、料理の見た目の違いが挙げられます。中華料理の殆どは大皿に盛って提供されます。

これは全員で同じ皿から食べる、またお客様にお腹いっぱいになって帰っていただくという中国の文化からきています。

第一个理由是菜肴的卖相。中国菜大多是用大盘子装的。这是由中华文化希望大家能吃一顿饭,吃饱再回去的想法产生的。


それに対して日本料理、特に和食では量は二の次、料理見た目から入るという形式をとっています。

日本では「目で味わう」「目で楽しむ」という文化があります。これは食べ物を口にいれる前に、まず料理の見た目を楽しみ、味を想像するということです。

相对的,日本料理——特别是和食,都很重视卖相,分量反而是其次的。

日本有着“用眼睛来品尝”“用眼睛来欣赏”的文化。强调在食物入口之前,先从外观上感受,想象其中滋味。


中華料理と日本料理はどちらもとても美味しいですが、中華料理は日本料理ほど見た目重視で作られてはいません。

また全員で一皿を共有するのではなく一人一皿で食べるため、料理の量は必然的に少なくなってしまいます。そこで料理の外見の設計に多くの時間をかけている日本料理に分があると言えます。

虽然中华料理跟日本料理都很美味,但是中华料理并不像日本料理这样重视外观。

并且日本料理不是把菜都装在一个盘子里而是每人一份,这也注定了菜肴的量非常少。在这一点上,花费了大量时间在菜肴外观设计上的日本料理有着很大优势。


また素材の味を活かした料理が多く油を大量に使う日本料理は少なくことに対し、中華料理は大量の油と調味料を使う複雑な味の料理が多いです。

そこで使う油や調味料が多くなることにより、好みがはっきり別れてしまうことも理由の一つとして挙げられます。

同时日本料理善于活用食材本来的味道,用油量较少,而中华料理大多会使用很多油跟调味料调制出复杂的味道。

因为使用了很多油跟调味料,也更容易让人产生喜好上的差别也是理由之一。


2つ目の理由として各国の中華料理とのギャップが挙げられます。

中華料理は世界で人気を誇る料理であり、各国で親しまれております。しかし各国で作られている料理と本場で作られている料理の間には違いがあります。

第二个理由是各国中华料理之间的口味差别。

中华料理在全世界都很受欢迎,各国人民都十分喜爱。但是各国的中华料理跟中国本地的料理之间存在差别。


例えば日本でよく食べる麻婆豆腐の味と、中国で食べる麻婆豆腐の味にはかなり違いがあります。私自身も中国で食べる麻婆豆腐より日本で食べる麻婆豆腐の味のほうが慣れ親しんでいます。

よって各国の人は、それぞれの国の料理人が作った中華料理に慣れ親しんでいるのです。

我在日本常吃的麻婆豆腐,就跟在中国吃到的麻婆豆腐味道很不一样。相比于中国的麻婆豆腐,日本的麻婆豆腐更适合我的口味。

同样的,世界各国的人也更习惯于自己国家的人做出来的本地中华料理的味道。


一方で、農林水産省の調査に「海外の日本食への需要に供給が追いついてない」とあるように、日本料理はまだ世界各国で親しまれていると言えない状況です。

そのため、日本に来た人が本場の日本料理を食べても、自分の国で食べる味とのギャップが小さく、受け入れられやすいのです。

その点で、中華料理は世界で親しまれているが故に、本場の料理を食べたときに違和感を感じさせやすいのだと言えます。

另一方面,根据日本农林水产省的调查“日本对海外日本料理的供给量无法满足需求”,这也说明日本料理还没有在世界范围内本地化。

所以大家在日本品尝到的日本料理跟本国的味道差距没有那么大,也更容易被接受。

在这一点上,中华料理在世界范围内的本地化,也容易让人对中国正宗的味道感觉不适应。


以前南京で日本料理を食べる機会がありましたが、私が日本で食べる日本食とはまた違った美味しさがありました。みなさんもぜひ日本で日本食を味わってみてください!

我以前在南京吃过的日本料理,虽然跟日本的味道不一样但是也很好吃。有机会希望大家也能去日本品尝一下日本料理!


小编结语

感谢靖给我们分享他关于中餐的看法~

中国的米其林餐厅很少,你是怎么看这件事的呢?留言和我们分享一下吧~


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