礪波護《隋唐佛教文物史論考》出版
礪波 護著
A5438頁 2016.04
978-4-8318-7392-7 法蔵館
税込9,720円
內容紹介:隋唐の佛敎と國家、祀天神と釋奠、隋唐の石刻、遣隋使と遣唐使の四部構成。「嵩岳少林寺碑考」「唐代の過所と公験」をはじめとする著者の代表作に新稿と関連コラムを併せた決定版。
作者紹介:1937年、東大阪市生まれ。八尾高校を経て、60年に京都大學文學部史學科東洋史學専攻卒業。同大學大學院博士課程を了え、京都大學人文科學研究所助手、神戸大學文學部助教授、京都大學人文科學研究所教授、同大學大學院文學研究科教授を歴任し、2001年、停年退官。京都大學名譽教授。その後、大谷大學文學部教授、同大學博物館館長を勤める。文學博士。専門は中国の政治・社會・宗教史。(本データはこの書籍の刊行当時に掲載されていたものです。)
目 次
第Ⅰ部 隋唐の佛敎と國家
第一章 天壽國と重興佛法の菩薩天子と
第二章 法琳の事蹟にみる唐初の佛敎・道敎と國家
第三章 嵩岳少林寺碑考
コラム1 嵩岳少林寺碑
第四章 玄祕塔碑考
第五章 文物に現れた北朝隋唐の佛敎
コラム2 塚本善隆著『大石佛』
コラム3 京都大學人文科學硏究所の宗敎硏究室
附 章 禮敬問題――東晉から唐代まで――
第Ⅱ部 祀天神と釋奠
第一章 中國の天神・雷神と日本の天神信仰
第二章 唐代の釋奠
コラム1 寒食展墓の開始
第三章 釋迢空『死者の書』と唐代の宗敎
附 章 「兩晉時代から大唐世界帝國へ」補遺
コラム2 E・H・シェーファー著 『サマルカンドの金の桃――唐代の異國文物の硏究――』序言
第Ⅲ部 隋唐の石刻
第一章 唐代長安の石刻――その社會的・政治的背景――
コラム1 決定版『雲岡石窟』――世界に誇る石窟寺院硏究の金字塔――
第二章 京都大學所藏の唐墓誌
第三章 魏徵撰の李密墓誌銘――石刻と文集との間――
コラム2 魏徵の李密墓誌銘
第Ⅳ部 遣隋使と遣唐使
第一章 遣隋使と遣唐使
第二章 遣唐使の二つの墓誌――美努岡萬と井眞成――
コラム1 圓仁――日本最初の大師「慈覺大師」の見聞記――
コラム2 「漢俳」第一號に寄せて
第三章 唐代の過所と公驗
附 章 入唐僧と旅行記
初出一覽
後 記
索 引
(感謝思齊兄提供信息!)