【超速報】広州香港間の高鉄が1月15日より運行再開
新型コロナウイルスの蔓延に伴い、2020年1月末以降運行を停止していた広州〜香港間の高速鉄道が約3年ぶりの2023年1月15日より運行を再開、12日の正午より中国鉄道切符予約サイト、12306で切符の発売がはじまった。
2018年9月に香港西九龍行駅が開業したとき、香港側車両は動感号というCRH380Aに京劇の隈取りを意識したデザインだった
今回運行再開する香港高鉄では、広州南駅発の他に広州東駅からも発車。それぞれ8往復と6往復の設定がある。広州東駅発は、2021年末に(東莞)樟木頭〜東莞南〜深圳北間の路線(韓深高鉄)が開業したため、こちらを経由。途中東莞駅や東莞南駅、深圳北駅に停車する香港行き高鉄もある。所要時間は広州東⇔香港西九龍間は共に1時間40分前後、広州南⇔香港西九龍間は1時間を切る高鉄もある。
広州東⇔香港西九龍
香港西九龍⇔福田/深圳北
12306で切符を買った際出てくるキャンセル規定
広州東〜香港西九龍間の切符料金は一等席は344元、二等席は215元と、コロナ前に比べ一等席が若干高め。入境出境の通関は香港西九龍駅で行われ、広東各駅から香港行き高鉄に乗る際、外国人は人工改札機でパスポートを読取って乗車。香港西九龍駅到着後、最初に同駅の中国側で出境手続きを行い、続いて香港側で入境手続きを行う。イミグレの予約こそ不要だが、健康証明の事前申請及び48時間以内のPCR陰性証明は必要となるため忘れずに。
香港西九龍駅の中国側と香港側の境
ちなみに、12日15時の時点で、15日の広州東発香港西九龍行きの切符はまだ余裕があるが、香港西九龍から広州東/南行き切符は売り切れ続出。同日の福田駅及び深圳北駅に向かう切符は辛うじて数枚残っている(福田まで一等席109元、二等席68元)が売り切れは時間の問題なので動けるうちに動いておこう。
3年ぶりの香港行き。果たしてどんなドラマが待っているか、期待せずにはいられない。