蘇州河クルーズ 新に2カ所の乗り場と6隻の船追加
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夜通し暑い今夏の上海
最低気温32度を記録
上海市を含む周辺地域一帯では、亜熱帯高気圧の影響で酷暑が続いている。
中国気象網によると8月4日(日)時点において、徐匯区の徐家匯駅観測地点で今シーズン最高となる40・4度を記録。同日で3日連続、また1873年の観測開始以来では24日目の40度超えとなった。さらに今夏は日没後も気温が下がりにくく、2日(金)には徐家匯観測地点で最低気温が32・1度と、2010年以来の熱帯夜となった。上海市緑化景観局は同日、高温紅色警報をうけ、外灘などの観光スポットの夜間ライトアップ終了時間を1時間繰り上げたという。
また日中の高温による上昇気流で大気の状態が不安定になり、夕方から夜にかけての急な雷雨や雹(ひょう)、突風などが起こる可能性が高まっており、最新の予報に注意が必要だ。上海中心気象台によると、12日(月)前後には亜熱帯高気圧の影響が弱まり、暑さが和らぐ予報。(8月4日)
(写真は東方ネットより)
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第37回大衆電影百花奨開催
『第二十条』が3部門で受賞
四川省成都市で8月4日(日)、「第37回大衆電影百花奨」の表彰式が執り行われた。
同賞は、中国の3大映画賞の1つ。今回最多の7部門でノミネート作品となった『第二十条』の張芸謀(チャン・イーモウ)監督が最優秀監督賞を受賞した。さらに同作から馬麗(マー・リー)が最優秀主演女優賞、趙麗穎(チャオ・リーイン)が最優秀助演女優賞に輝いた。『第二十条』で聴覚障害のある母親役を演じた趙麗穎(チャオ・リーイン)は、「主役を上回る存在感を示した」とその演技が高く評価されていた。最優秀映画賞には『支援軍・雄兵出撃』が、優秀映画賞に『長安三万里』がそれぞれ受賞した。
また、中国国家電影局は、夏季及び国慶節期間の映画市場支援のため、銀行やチケット販売プラットホームと協力し、アプリ上で3億元分の映画消費券を発行することがわかった。(8月5日)
(写真は東方ネットより)
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蘇州河を走る電動クルーズ
新たな乗り場と船が登場
上海市の蘇州河を走る蘇州河クルーズで8月4日(日)、新たに2カ所の乗り場と6隻のクルーズ船が加わったことがわかった。
今回オープンした新しい乗り場は「夢清園埠頭」と「西康路埠頭」の2カ所。うち「夢清園埠頭」は普陀区の公園「夢清園」の西側にあり、1933年にハンガリーの建築家が設計した、当時では国内最大規模のビール工場の跡地だという。また、新たに運行する6隻のクルーズ船は、環境に配慮した装備の新シリーズ「璀璨星河(ブリリアントギャラクシー)」で、ガラス張りの窓からはパノラマビューの景色を望め、船内で飲食も提供するという。(8月5日)
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プールに入って発熱
水質管理に疑問
上海市閔行区のキッズランド「宝燕楽園旗艦店」のプールで遊んだ女児が、翌日に細菌性ウイルスにより発熱。同施設の管理に疑問の声があがっている。
女児の父親によると、家族で訪れたプールで2歳の娘と遊んだ翌日、娘が40度を超える発熱を発症。病院では細菌性感染症と診断されたため同施設に連絡した。これに対し施設関係者は、毎晩洗浄と消毒をし、水質に問題はないと回答。一方、このような施設の子ども向けプールは市が定める遊泳場に該当せず、水質は各店舗が管理しているため、安全性を心配する声があがっている。(8月4日)
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中日韓児童友好絵画展が開催
上海では2カ所で順次展示
上海市静安区の「中国福利会少年宮」で8月6日(火)「第12回中日韓児童友好絵画展」が開幕した。
東アジアの次世代を担う子どもたちが国境と言語の壁を越えて、3カ国間の相互理解と教育・文化事業の発展を目指すことを目的とした同絵画展。今年のテーマ「平和な世界、あなたと私のふるさと」にもとづき中国、日本、韓国から応募された作品の中から300点余りを、上海・釜山・福岡・東京で順次展示する。上海市では、浦東新区の「上海図書館・東館」で6日(火)~22日(木)、静安区の「中国福利会少年宮」で22日(木)~9月27日(金)まで観覧できる。(8月4日)
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猛暑の公園で日光浴
背中からデトックス
上海市内の公園で最近、背中を丸出しにして日光浴する人が続出しており、公園の利用者から市に苦情が入るなど、ネット上で話題になっている。
猛暑の上海において、新しい遊びとしてSNS上で話題になっている「背中の日光浴」。空気のよい公園など〝天然のサウナ〟でデトックスができると人気上昇中だという。公園では上半身裸の男性、ヨガウエアまたは寝そべって下着を外し、背中をまる出している女性が続出。公園の利用者からは公園の風紀が乱れるとの声が多く、各公園で警備を増加している。
ネット上では、「子どもの教育によくない」「熱中症が心配」といった声が寄せられた。(8月4日)