【千載一遇】ついに来た「猿年馬月」! 次は12年後
中国のことわざで、「猿年馬月」は、「いつになるかわからない、首を長くして待っている」ことを形容する際に、よく使われる。「今度食事を奢ってくれるというけど、それは猿年馬月のことかしら?」「自分にピッタリの人に出会えるのは、猿年馬月だろうか?」といった具合だ。だが、その「猿年馬月」が本当にやって来た。さあ、心の準備はできているだろうか?自分の願いが叶う時が近づいている!
旧暦で計算すると、2016年6月5日(芒種)から7月3日(小暑前夜)の期間が、ことわざにいう「猿年馬月」になる。猿年は12年に1度、馬月は12カ月に1度であることから、「猿年馬月」は12年に1度巡ってくる。次回は2028年まで待たなければならない。
「猿年馬月」は本当に存在するが、その由来はどこから来たのか?中南民族大学文学・ジャーナリズム学部の邵則遂・教授は、次の通り説明した。
「猿年馬月」の由来は、2つの言い伝えがある。ひとつは民間の俗語から生まれたというもので、「猿年馬月」は天津地方の方言で「何年嘛月」の発音が訛って「猿年馬月」になったと伝えられている。
もう一つの言い伝えは、「猿年馬月」は「驢年馬月」から変化したというもので、「漢語大辞典」に収録されている「驢年馬月」は、「いつのことかわからない年月」と解釈されている。旧暦では、十二支による紀年法が使われており、紀月法についても、5月は草が生い茂り、人も馬も活発に活動を始める月であることから、旧暦5月は「馬月」と呼ばれている。十二支紀年法には、「驢年」は存在しないため、後々には「猿年馬月」に変化したと考えらえている。
12年に1度しかやってこない「猿年馬月」、この千載一遇の機会を見逃す手はない。
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