【ふりがな付き】希望に満ちる物語「不思議の国のトットちゃん」の中国語版が発売

Original 2017-03-30 人民網日本語版 人民网日文版

日本にっぽんの司会しかい者しゃで作家さっかの黒柳くろやなぎ徹子てつこさんの自伝じでん的てき物語ものがたり「不思議ふしぎの国くにのトットちゃん」の中国語ちゅうごくご版ばん発表はっぴょう会かいが29日にち午後ごご、北京ぺきんで開催かいさい。有名ゆうめい教育きょういく家かの孫雲暁さんや有名ゆうめい出版しゅっぱん家かの猿渡さるわたり静子しずこさんらが駆かけ付つけ、同書どうしょを読よんだ感想かんそうを語かたった。孫さんは、「黒柳くろやなぎさんは、子供こどもの世界せかいや子供こどもの心こころ、児童じどう教育きょういくなどに対たいして純粋じゅんすいで、自然しぜんな気持きもちを抱いだいている」と同書どうしょの魅力みりょくを語かたった。

「不思議ふしぎの国くにのトットちゃん」を刊行かんこうした新経典文化によると、同書どうしょは「窓まどぎわのトットちゃん」の姉妹しまい編へんで、「トットちゃん」が大人おとなになってからのユニークなエピソードを綴つづっており、「窓まどぎわのトットちゃん」の内容ないようを補足ほそくする形かたちとなっている。また著名ちょめいな画家がか・絵本えほん作家さっかのいわさきちひろが挿絵さしえを手掛てがけており、「トットちゃん」をよりはっきりとイメージできるようになっている。

　孫さんは、「黒柳くろやなぎさんは60-70歳さいの時ときにこの物語ものがたりを書かいたと思おもわれるが、彼女かのじょは子供こどものような心こころを依然いぜんとして保たもっており、好奇心こうきしんに満みちていることが読よみ取とれ、とても驚おどろいた。その鮮明せんめいな個性こせいは変かわっていない。黒柳くろやなぎさんは子供こどもの頃ころの事ことを書かいているだけでなく、人生じんせいで経験けいけんしたことを通とおして、子供こども時代じだいに対たいする理解りかい、子供こどもの心こころに対たいするあこがれ、自身じしんの幸しあわせな暮くらしなどを表現ひょうげんしている」と評価ひょうかしている。

　同書　　どうしょを読よみ終おわったという猿渡さるわたりさんは、「最もっとも感動かんどうしたのは、黒柳くろやなぎさんの堅かたい決意けついと親したしみやすさが伝つたわってくる点てん。同書どうしょは大人おとなになってからのエピソードが綴つづられており、彼女かのじょの生いき方かたはとてもおもしろいと感かんじた。有名人ゆうめいじんであるものの、黒柳くろやなぎさんは何なにをする時ときもとてもピュアで、とても自然しぜん」と評価ひょうかしている。