【ふりがな付き】卓球アジア選手権：女子団体で中国が日本に勝利 「中日決戦」が恒例に

中国ちゅうごく・無錫で行おこなわれている卓球たっきゅうアジア選手権せんしゅけんは11日にち、女子じょし団体だんたい決勝けっしょうを行おこない、劉詩雯選手せんしゅ、丁寧選手せんしゅ、朱雨玲選手せんしゅからなる中国ちゅうごく代表だいひょうチームが、平野ひらの美宇（ミウ）選手せんしゅ、伊藤いとう美誠（ミマ）選手せんしゅ、早田そうだひな選手せんしゅからなる日本にっぽん代表だいひょうチームを 3-0で破やぶり、同どう大会たいかい6連覇れんぱを決きめた。中国ちゅうごくの女子じょし団体だんたいが同どう大会たいかいで優勝ゆうしょうするのはこれで17回かい目め。

試合しあい後ご、中国ちゅうごくの孔令輝監督かんとくは、「今回こんかい中国ちゅうごく代表だいひょうチームの選手せんしゅが皆みな非常ひじょうに良よいパフォーマンスを見みせてくれた。毎回まいかい、日本にっぽんと決勝けっしょうで戦たたかう時ときは、東京とうきょう五輪ごりんの予行よこう演習えんしゅうと思おもっている。選手せんしゅ3人にんとも実力じつりょく通どおりの戦たたかいをしてくれた。全体ぜんたい的てきな実力じつりょく自体じたいは元々もともと日本にっぽんより上うえで、やらなければならないことはしっかり準備じゅんびすること」とコメントした。

しかし、「中国ちゅうごくと日本にっぽんが金きんメダル争あらそいをするというのがほぼ恒例こうれいになっている。今回こんかい出場しゅつじょうした日本にっぽんの3選手せんしゅは、今後こんご8-10年ねん、中国ちゅうごくの主おもなライバルになる可能かのう性せいが極きわめて高たかい」とし、「3人にんは東京とうきょう五輪ごりんで中国ちゅうごくと金きんメダルを争あらそいたいと考かんがえていると思おもうが、圧倒的あっとうてきに中国ちゅうごく有利ゆうりの状況じょうきょうは変かわらない。今いまは大小だいしょうかかわりなく全すべての試合しあいで相手あいてを圧倒あっとうしておかなければならない」と孔監督かんとくは語かたり、勝かって兜かぶとの緒おを締しめた。

そして、「日本にっぽんの3選手せんしゅは若わかいが、伸のび代しろが大おおきく、中国ちゅうごくにとってはある程度ていどの脅威きょういとなる。日本にっぽんには東京とうきょう五輪ごりんで中国ちゅうごくと決戦けっせんするという明確めいかくな目標もくひょうがある」と警戒けいかいした。

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