【ふりがな付き】徳雲社のワールドツアー日本公演が開催 爆笑パフォーマンス披露
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中国のパフォーマンスグループ・徳雲社の「KISS FUKUOKA 2017徳雲社ワールドツアー日本公演」が24日、中日国交正常化45周年を記念するイベントの一環として、東京で開催された。FLY株式会社が主催、株式会社中国電視が共催、株式会社KISS福岡が特別協賛で、在日本中国大使館の程永華大使や、郭燕公使、東京中国文化センターの石永菁センター長、中国の人気司会者・孟非(モン・フェイ)、日本各地の華僑・華人約4000人が公演を楽しんだ。
徳雲社の日本初公演となった同イベントには、日本の文化や日常生活、言葉など、たくさんの日本の要素も盛り込まれ、現地に合わせた内容となった。ステージ上の出演者と観客が一体となり、会場からは拍手と笑い声が絶えなかった。特に、中国の人気コメディアン郭徳綱(グオ・ダーガン)が「今回の日本公演は、『氷を砕く旅』」と表現した時には、会場から大きな拍手が巻き起こった。
公演前、郭徳綱と于謙(ユーチェン)は各メディアの取材に応じ、「人民網」の「二人が率いる徳雲社が多くの人に愛され、認められている秘訣は?」との質問に、郭徳綱は、「僕には相声(日本の漫才に相当)以外には何もできない。例えば、日本には、7世代、8世代にわたって一つの技術を磨いてきたという職人もいる。何事も同じで、何か一つのことを極めることができれば、一番いいこと。僕たちも同じで、科学者になることも、他の仕事をすることもできないだろうけど、相声が自分の飯の種。僕は7歳の時からそれを学び、数十年あちこちを巡ってきた。だから、この業界のことはよく分かっており、常にレベルアップを図って良い相声を作ろうと思っている。これが秘訣なのかもしれない。この業界に入った時、業界の景気は悪く、相声を飯の種にするというのはあまり現実的でなかった。でも、がんばって今までやり続けることができ、アートの生命力はとても強いと感じている。だから、今日に至るまで、良い解決策はなく、真面目に取り組んできただけ」と語った。
今回の初公演を記念して、主催者は日本郵政と協力し、オリジナル記念切手を発売する。徳雲社が海外ツアーの記念切手を打ち出すのは今回が初めてで、中国のコメディアンがプリントされたオリジナル記念切手が日本で発売されるのも今回が初となる。
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