【ふりがな付き】中国の2017年上半期図書ランキング発表 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が1位に

アマゾン中国(ちゅうごく)が25日(にち)、2017年(ねん)上半期(かみはんき)図書(としょ)ランキングを発表(はっぴょう)し、今年(ことし)上半期(かみはんき)に売(う)り上(あ)げのランキングトップに入(はい)った紙版書籍(かみばんしょせき)は上(うえ)から、「ナミヤ雑貨店(ざっかてん)の奇蹟(きせき)」、「我們仨」、「HomoDeus: A Brief History of Tomorrow」となった。

同(どう)ランキングによると、社会科学(しゃかいかがく)系(けい)の書籍(しょせき)や名作(めいさく)が人気(にんき)を集(あつ)めている。上半期(かみはんき)紙版書籍(かみばんしょせき)売(う)り上(あ)げランキングトップ10のうち、社会科学(しゃかいかがく)系(けい)の書籍(しょせき)は、「Homo Deus: A Brief History of Tomorrow」、「Sapiens: A Brief History ofHumankind」、「シルクロード：全(まった)く新(あたら)しい世界史(せかいし)」の3冊(さつ)だった。名作(めいさく)である「君(きみ)のためなら千回(せんかい)でも（The Kite Runner）」などはランキング上位(じょうい)を維持(いじ)したほか、「人民的名義（In the name of people）」は同名(どうめい)ドラマのヒットをうけ、上半期(かみはんき)で最(もっと)も売(う)り上(あ)げの良(よ)かった新作(しんさく)となった。このほど、ドラマ「我的前半生」の人気(にんき)で、その原作小説(げんさくしょうせつ)の売(う)り上(あ)げも好調(こうちょう)で、「我的前半生」の紙版書籍(かみばんしょせき)の売(う)り上(あ)げは、7(しち)月(がつ)4(よっ)日(か)の同(どう)ドラマ放送開始(ほうそうかいし)から1週間(しゅうかん)で、放送開始(ほうそうかいし)前(まえ)1週間(しゅうかん)の600倍(ばい)となった。

　読書好(どくしょず)きの多(おお)い都市(とし)ランキングでは上(うえ)から順(じゅん)に、合肥、鄭州、長春がランクインし、そのうち、合肥と鄭州が2年(ねん)連続(れんぞく)でそれぞれ1位(い)と2位(い)の座(ざ)を維持(いじ)した。人口基数(じんこうきすう)と購入数(こうにゅうすう)は正(せい)の相関関係(そうかんかんけい)にあるため、北京・上海・広州・深センの四大(よんだい)一線都市(いっせんとし)の書籍(しょせき)購入数(こうにゅうすう)が最多(さいた)となった。購入(こうにゅう)してすぐに黙々(もくもく)と読(よ)み進(すす)める人(ひと)が多(おお)いという理由(りゆう)で、温州、紹興、湛江がKindleの電子(でんし)書籍(しょせき)を読(よ)み終(お)わった人(ひと)の割合(わりあい)が最高(さいこう)だった。

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