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经济

省別「最低賃金基準」が公表、安徽で410元引き上げ

邦人NAVI 邦人NAVI 2023-07-08
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中国の人力資源・社会保障部は7月3日、公式サイトで各省・自治区・直轄市の最低賃金基準(2023年7月1日現在)を公表した。最低賃金は同じ省内でも経済規模等の条件によって3つのレベル(段階)に分かれるが、最も高い「第1段階」の最低賃金基準が2,000元を超えた省は15省に及んだ。最も最低賃金基準が高かったのは上海で、同市内に等級はなく、最低賃金が一律2,690元となっている。


◆15省が2,000元以上

中国の「最低賃金規定」では、労働者が法定労働時間または法律で締結された労働契約で規定された労働時間内に正常な労働を提供した場合、雇用者が法律に基づいて支払わなければならない労働報酬の最低額が定められている。一般的に月額最低賃金と時給換算で示した賃金が示されており、前者は正規雇用労働者に、後者は非正規雇用労働者にそれぞれ適用される。さらに同じ省、自治区、直轄市内であっても、域内のエリアによって異なる最低賃金基準を設定するケースも多い。

同じ省内で最低賃金基準を4段階に分けているのは遼寧省、吉林、安徽、福建、湖北、広東(深センを除く)、甘粛、新疆ウイグル自治区の8省だ。一方、北京、天津、上海、チベット自治区、青海はランクは設けていない。人力資源社会保障部が公表した関連データによると、月額最低賃金基準が全国で最も高いのは上海の2,690元で、一方、時間あたりの最低賃金基準の最高額は北京の25.3元となっている。




◆上海、陝西が7月から引き上げ

人力資源社会保障部が最低賃金基準の情報を公開したのは1月、4月に続き今年3回目になる。今回の発表では上海と陝西の最低賃金基準が目を引いた。上海は月額最低賃金が2,590元から2,690元に、時間最低賃金基準が23元から24元にそれぞれ引き上げられている。


一方、陝西省人力資源社会保障部の情報によると、同省が最低賃金基準を調整したのは5月1日のことで、「1段階」の地域が1,950元から2,160元に、「2段階」の地域が1,850元から2,050元に、[3段階」の地域が1,750元から1,950元にそれぞれ増額されており、引き上げ幅は200元になる。



◆安徽の増加幅は410元


「最低賃金規定」にもとづけば、最低賃金基準は少なくとも2年に1回は調整されることになっている。不完全な統計によると、今年に入って最低賃金を引き上げたのは上海と陝西以外にも河北、安徽、貴州、青海、山西等がある。


河北と山西は1月1日から、貴州と青海は2月1日から、安徽は3月1日からそれぞれ最低賃金基準の調整を行っている。注目すべきは月額最低賃金基準が初めて2,000元を超えた安徽の動向で、調整前と比較すると引き上げ幅は410元にも及ぶ。同省をふくめ、最低賃金基準の引き上げが社会保障水準に一定の影響を与える可能性は高いと見られ、これまでにも失業保険金、残業代、病気休暇手当、試用期間給与等の増額にもつながってきた経緯がある。


なお、最低賃金に社会保険料や住宅積立金の個人負担部分が含まれているかどうかは省・地域により異なってくる。独立行政法人労働政策研究・研修機構が昨年6月に行ったレポートによると、最低賃金に社会保険料および住宅積立金の個人負担部分が含まれている省・地域は、天津、四川、重慶、山東、浙江、河北、内モンゴル、貴州、雲南、新疆などだ。一方、上海や安徽の最低賃金には社会保険料および住宅積立金の個人負担部分が含まれていない。



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