日本人眼中的中国|如何提升中国的文化软实力?
日本人眼中的中国
日本人から見た中国42
日本人 铃木
中国・南京で生活する日本人の私が、日本人から見て面白い中国人の姿をお話ししたいと思います。今回は「ソフトパワー」についてです。
作为生活在中国南京日本人,我想要向大家介绍一下站在日本人的角度看来中国有趣的地方。今天的主题是软实力。
名前は忘れましたが、昔とあるアメリカ人が国家の実力をハードパワーとソフトパワーと言う言葉で分類しました。
ハードパワーとは経済や軍事などに関するパワー、ソフトパワーとは文化やその国の魅力に関するパワーと定義されています。なるほど経済・軍事は硬いもの、文化は柔らかいものと認識されうるのですね!
之前有一位我已不记得名号的美国人,提出了将一个国家的国力分为硬实力和软实力的说法。
硬实力定义为与经济军事相关的实力;软实力则是与文化及该国魅力相关的实力。原来如此,可以认为经济和军事是坚硬的,而文化则是柔软的。
かく言う私の母国日本はソフトパワー大国!アニメ、二次元、J╶ポップ、マンガ等々、日本が誇るソフトパワーは偉大であります!
故に中国の人々が日本の文化と聞いて最初に思いつくのはアニメやマンガ!これらの媒体を通じてサムライやニンジャなどの文化が世界に発信されました。
我的祖国日本就是一个软实力大国。动画、二次元、J-POP、漫画等等使日本骄傲的软实力是如此伟大。
因此,当中国的各位听到日本文化的时候,首先想到的就是动漫!通过这些媒介,日本的武士忍者等文化也就在世界中传开来了。
一方で日本人に中国文化と聞いて最初に何が思いつくのでしょうか?私の中国に対するイメージはパンダ、中華料理、テレサテン、カンフーです。正直自分でも思います、この認識はすごく古い(笑)。
と言うのも私の父がテレサテンや香港映画が大好き!男たちの挽歌(英雄本色)からプロジェクトA等の映画を小さい頃から見てきた影響でしょうか?私の中学時代は香港式中二病に犯されることになります(筆者の黒歴史)。
另一方面,如果问一个日本人中国文化,他首先会想到什么呢?我对中国印象就是熊猫、中华料理、邓丽君、功夫。老实说我自己也知道这样的认知过于陈旧(笑)。
我的父亲十分喜欢邓丽君以及香港电影,以至于我从小看《英雄本色》《计划A》等电影长大的。之所以持有这样过时的认知,可能就是受此影响吧。我中学时代深受港式中二病之害(笔者的黑历史)。
しかし確かに私の父の年代の人々が知り得た中国は全てこの様に香港又は台湾を通じて認識したものです。カンフーも、キョンシーも、中華料理も全て香港を通じて世界中に発信されました。
それは当時中国大陸で文化大革命が起きていたため、我々が中国文化を知るには香港を通じてでしか知り得なかったという理由があります。よってその年代の日本人が想像する中華料理はチャーシューやシュウマイなど香港(広東省)料理が多いようにかんじます。香港の影響力はすごい!
在我父辈的年代,人们所能了解到的中国确是如此通过香港或者台湾而来的。功夫也好,僵尸也罢,就连中华料理也皆是经由香港传遍世界的。
这是因为当时中国大陆处于文革之下,我们只能通过香港了解中国文化。因此,那个年代的日本人心中的中华料理多为叉烧、烧麦等香港料理(粤菜)。香港的影响力真厉害!
しかし時代は変わり現在、みんな中国文化と聞いて何を想像するでしょうか?香港の経済的優位は消失し、今は中国大陸の経済力が香港を遥かに超えました。
それと同時に中国文化の中心が香港から大陸に移ったのも今の映画を見れば見て取れます。昔は香港のスターだったジャッキーチェンが今や中国のスターとなりました。一年間で製作される映画数も今や中国大陸が香港を抜きました。中国文化はもう香港を通じて見なくても直接見られるようになったのです。
然而,时过境迁,现在大家听到中国文化一词会又想到什么呢?香港的经济优势地位已然消失,中国大陆的经济实力已经远超香港。
与此同时,中国文化的中心也由香港转移到了大陆,由时下的电影便知。过去说成龙是香港的明星,现在说是中国的明星了。中国大陆的电影年产量也超过了香港。我们已经不再需要通过香港,就可以直接了解到中国文化了。
しかし私がもったいないと思うのは、世界における中国のソフトパワーが香港時代と比べて弱くなったと感じるからです。
と言うのも、以前は中国と言えばカンフーやキョンシー、香港音楽(H╶ポップとでも言うのかな?)等々、老若男女問わずとっつきやすいものでしたが。
しかし今は中国と言えば孔子、老子、儒教、道教、歴史、漢字等々、全くとっつきにくいものばかりです。全くソフトしていません、バリバリのハードです(パンダ以外は)
但我仍不禁感到惋惜,因为我感到中国的软实力于世界的影响力比香港时期弱了。
为什么这么说呢?因为之前的中国,是功夫、僵尸、香港音乐(抑或称H-POP?)等等,都是不分男女老幼皆能平易亲近之物。
至于现如今的中国,却是孔子、老子、儒教、道教、历史、汉字等等等等,净是让人不知从何处下手、宜远观而不宜亵玩之物。这哪里是软,这分明是邦邦的硬呀(除了熊猫)。
日本はサムライ、ニンジャなどの文化をアニメやマンガを通じて発信しました。そして韓国はK╶ポップやドラマなどで文化を発信しました。ある人は言います、中国の文化・思想は深いから日本や韓国の様に音楽やドラマを通じて発信するのは難しいと。しかしインドはあれだけ難しい思想・文化を持ちながらも映画を通じてソフトパワーを着実に養っています。
日本通过动漫传播了自己的武士、忍者等文化。而韩国则通过K-POP和韩剧等传播了自己的文化。有人说,中国的文化思想过于深奥,导致难以像日韩一样通过音乐和电视剧来传播。但是印度也拥有着晦涩难解的思想文化,却还是能通过电影稳步培育自己的软实力。
私が思うのは、中国には武侠やカンフー(少林寺)、山海経(妖怪)等々、面白いネタが沢山ありますが、日本では全く知られていません。本当にもったいない(涙)
而中国空有大量如武侠、功夫(少林寺)、山海经(妖怪)这般有趣的素材,在日本却完全不为人们所知晓。这真是令人扼腕(泪目)。
そんな中国も近年少しずつソフトパワーが大きくなってきました。流浪の地球などは日本でも中国のSF作品として高い評価を受けています。素晴らしいです。このまま中国のソフトパワーが養われていければいいなと、四回目の流浪の地球を鑑賞しながらそう思う筆者でした。
话又说回来,近年来中国的软实力也慢慢变强了。《流浪地球》之类的中国的科幻作品在日本的评价也相当的高,这可真是了不得。
第四次观赏着流浪地球,笔者不由感到,要是中国能如此这般将自身的软实力稳步提高下去就好了。
感谢铃木的分享~相对于日韩等国,中国在世界上的文化输出确实还需要我们这代人的继续努力。
小编觉得,中国特有的武侠与仙侠文化其实是很棒的输出题材呢~就是不知道“修仙”一词究竟要如何翻译成各国语言
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