难道你没发现,日语“笨蛋(读ba ka)”其实出自中文?!
铃木啓太(日本人)
曾在南京大学朝鲜语系留学3年
现留学韩国
高中时在日本参加中文演讲比赛,获南京大学交换生项目奖学金,而来到南大学习一年,之后正式在南大就读韩语专业。今年夏天毕业后,赴韩留学。
这是《外国人眼中的中国》第59篇
以前南京で生活をしていた日本人の私が、日本人から見て面白い中国の姿をお話ししたいと思います。今回は「故事成語」についてです。
作为曾在中国南京生活的日本人,想说说在日本人看来,中国有趣的方面。这次分享的内容是——成语典故。
私,鈴木啓太は今現在韓国に来ています。初めは日本人が今の時期に韓国に来て大丈夫かなという不安もありましたが、日常生活に支障もなく無事に過ごしております。まあせっかくの機会なので韓国への感想を少々述べたいと思います。
韓国の良い所は私好みのお姉さん系の女性が多いところ、つらい所は韓国料理もおいしいですが、やはり種類は中華料理の方が多く、三か月近く滞在して韓国料理に少しマンネリ感が出てきました。火鍋が食べたい!西红柿炒鸡蛋が食べたい!タピオカミルクティーが飲みたい!
我铃木启太现在来到了韩国。刚开始也有“日本人现在这个时期来韩国没关系吗”这样的不安。好在日常生活没有大碍,平安度过。不过机会难得,我想稍微说一下对韩国的感想。
韩国好的方面,是我喜欢的姐姐系的女性很多,难受的地方是韩国菜虽然也好吃,不过种类的话还是中华料理更多。在这里呆了快三个月,感觉韩国菜有点千篇一律了。想吃火锅!想吃西红柿炒鸡蛋!想喝珍珠奶茶!
そんなこんなで韓国に来てもちろん韓国人の友達も沢山(ほぼ男ですが)出来ましたが、同時に中国人の友人も沢山出来ました。
ただ韓国に来て以降、韓国語より中国語を使う機会の方が圧倒的に多く、結果として南京にいた時よりも多くの中国語を覚えてしまいました。中国では韓国語を学び、韓国では中国語を学ぶ…。私はいったい何をしているのでしょうか(笑)。
来到韩国,当然也交了很多韩国朋友(基本上都是男的),同时也认识了很多中国朋友。
但是自从来到韩国之后,比起说韩语,说中文的机会反而压倒性地更多,结果比在南京的时候,学会了更多的中文。在中国学习韩语,在韩国学习中文…我到底在干什么呢
よって今回は私が韓国で学んだ中国語(故事成語)と、それに関する感想を徒然なるままに書き連ねてゆこうと思います。韓国に来て第一に覚えた単語は「满门抄斩」(一族郎党皆殺しの意)です。韓国に来てすぐにこんな物騒な単語を覚えるとは私も思わなんだ…。この単語は「朱元璋」と言う名のテレビドラマの中で出てきた単語です。
主人公の朱元璋役を演じた胡軍がかっこよすぎてこの単語もすぐに覚えてしまいました。ただ史実の朱元璋はとても醜い容貌だったとのことなので、こんなイケメンを朱元璋役にキャスティングして良いのかと疑問です。
因此这次,我想把我在韩国学到的汉语(成语典故),和与它有关的感想,如实写下来。来韩国后,第一个记住的成语是“满门抄斩”(杀戮全家的意思)。真没想到,来到韩国之后最先学会的居然是这么可怕的成语。
这个成语是在电视剧《朱元璋》中出现的。扮演主人公朱元璋的胡军实在太帅了,一下子就记住了这个成语。只是历史上的朱元璋容貌非常丑,这样的大帅哥扮演朱元璋真的好吗。
次に覚えた単語は「指鹿为马」(鹿を指さし馬と言う)です。皆さんは日本語に「バカ」(傻瓜の意)という単語があるのはご存知でしょうか?この日本語の「バカ」は漢字で書くと「馬鹿」と書きます。故に日本語の「馬鹿」は中国語の「指鹿為馬」から来たのだと言う説も存在するのです。
ただ本来「指鹿为马」は日本語の「白を黒と言う」の様にひねくれた態度を比喩する単語であり、もしその学説通り日本語の「馬鹿」が「指鹿為馬」から由来するのであれば、日本人の感性はひねくれた(指鹿為馬な)感性を持っているのだと思います(笑)。
下一个记住的成语是“指鹿为马”(指着鹿说是马)。大家知道日语里有“笨蛋(读作 ba ka)”这个词语吗?日语的「笨蛋」用汉字写的话,就是「马鹿」。因此也存在日语「馬鹿(笨蛋)」来自中文「指鹿为马」的说法。
只是本来“指鹿为马”是比喻像日语“颠倒黑白”这种扭曲事实的成语,如果按照这个说法,日语的“笨蛋”是从“指鹿为马”里而来的话,我想日本人的感性是有点扭曲的(指鹿为马的)感性😂(PS.中国人表示不懂这个逻辑😂)。
最後に紹介する故事成語は「燕雀焉知鸿鹄志」(燕雀焉んぞ鴻鵠の志を知らんや)です。この単語は秦朝の時代に大規模な農民一揆を率いた陳渉と言う農民が述べたと言われる言葉ですが、私はこの故事成語が大っ嫌いです!
まあ私も陳さんが言いたかったことは分かります、ただ陳さんのこの横暴な態度が気に食わない!燕雀にだって志があるのです!だからこそ私は敢えてこう言いたいと思います!鸿鹄焉知燕雀志(鴻鵠焉んぞ燕雀の志を知らんや)と!
最后介绍的成语典故是“燕雀安知鸿鹄之志(出自《史记·陈涉世家》,燕雀怎么能知道鸿鹄的远大志向)”。这个成语据说是秦朝时代,率领大规模农民武装起义的陈涉(陈胜,字涉)说的,我很讨厌这个成语故事!
嗯,我也理解陈桑想说的,只是不喜欢陈桑这蛮横的态度!就算是燕雀也是有志向的!所以我才偏要换一种说法!鸿鹄安知燕雀之志(鸿鹄怎么能知道燕雀的远大志向)!
たぶん陳渉さんがあの大規模な農民一揆を失敗させた最大の原因、それは燕雀にも志があるのだと言うことに気が付かなかったからだと思います。もちろん鴻鵠の志も大切です。しかし時代によって社会が必要とする志は変化します。
乱世では鴻鵠の志が必要になるかもしれません。しかし平和な時代である現在、社会が必要とするのは庶民を思いやれる「燕雀の志」を知る人であるように思います。
我想陈涉桑率领的大规模农民武装起义失败了的最大原因,大概是他没注意到燕雀也是有志向的。当然鸿鹄的志向也很重要。但是时代不同,社会所需的志向也会发生变化。
乱世也许需要鸿鹄的志向。但是在现在这样的和平时代,我认为社会需要的是,懂得体谅民众拥有“燕雀之志”的人。
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