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柚子的隔离生活大揭晓,第一天就差点药物中毒

和之梦放送 和之梦 2021-03-10


柚子

家乡 日本北海道

和之梦第二个日本人正式员工(当然第一是亮叔)


去年6月南京大学毕业后,从南京郊外搬到城内,城内生活“満喫中”。吃货一枚,常把“先胖后瘦嘛”挂嘴边。



中国・南京に住む日本人の私が、日本人から見て面白い中国の姿をお話します。今回は「隔離生活」についてです。
 
作为住在中国南京的日本人,想聊一聊一些在日本人看来很有意思的中国面貌。这次是关于「隔离生活」。


私は今南京市内のホテルで隔離生活を送っています。残りは2日間。思い返してみるとあっという間でした。平日はリモートワークだったこと、ホテルのネットのスピードがめちゃくちゃ速いこと、ご飯が美味しいこと、スタッフの人たちが優しいこと等々、生活環境としては申し分なく、非常に気持ちよく過ごせました。
 
さて、そもそもなぜ私が隔離されることになったのかというと、それは北海道に帰省していたからです。
 
我现在在南京的宾馆里进行隔离生活,还剩2天。现在回想起来仿佛是眨眼一瞬,平时的远程办公,超快的网速,丰厚的伙食,友善的工作人员等等,生活的环境实在太过舒适了。

那么,我为什么会被隔离呢,这还要从我回北海道开始说起。


春節休みにアメリカ旅行に行っていた私は、南京に帰る飛行機がキャンセルになったこと、中国の春節休みが延びたこともあり、急遽北海道への帰省を決めました。家族も中国に帰ることを心配していたので、そのまま2月末まで北海道の実家にいました。
 
しかし、日本の状況が徐々に悪化してきたこと、南京市の状況が落ち着いたこともあり、2月29日に南京に戻ってきました。
 
在春节假期期间,我前往了美国旅游。由于回南京的机票被取消,再加上中国的春节假期延长,我临时决定回北海道老家(戳👈进入时光机)。家人都很担心我这个时期回中国,于是我在北海道老家一直待到了二月末。
 
然而,日本的形势却逐渐恶化,同时南京的状况也开始好转,于是我在2月29日回到了南京。


日本から中国に戻ってきたその日は、日本と中国が違いすぎて衝撃を受けたのを覚えています。2月末の北海道は学校の休校が始まるなど、少しずつコロナ対策が行われていましたが、まだ普通に買い物に行ったり遊びに行ったりしている人もいました。当時妹は沖縄旅行に行ってました。
 
そんな環境から中国へ。上海に降り立ったとたん防護服に身を包んだスタッフが目に入りびっくりしてしまいました。普段ならすんなり抜けられる税関も長蛇の列、いつもは満員の上海地下鉄はガラガラ、上海駅も閑散としていて「これが今の中国なんだな…」と衝撃を受けました。

从日本回到中国的那天,我还清楚地记得,自己当时震惊的感觉,中日表现的差别竟然如此之大。二月末,北海道针对新型冠状病毒,开始逐渐执行学校休学等政策。但还有很多人跟没事儿人一样,还在购物、旅游。当时我的妹妹就去了冲绳旅游(戳👈进入时光机)
 
我是从那样的环境下来到了中国。刚降落上海,我就被浑身上下包裹着防护服的机场工作人员惊到了。平时一会就能过去的海关此刻人满为患,而平时人山人海的上海地铁站却变得空荡荡,上海站也冷冷清清,“中国现在都这样了啊...”我被深深震撼到了。 

 ▲图/阿万


そんなこんなで何とか南京にたどり着いた私は、隔離されるホテルへとたどり着きました。全身防護服の人がうじゃうじゃいて正直ビビりました。しかも、着くなり色んなことを聞かれ、説明されました。久しぶりの中国語環境&1日の疲れでリスニング力が地に落ちていた私は、非常に大事な情報を聞きまちがっていました。
 
消毒液を作るための消毒タブレットを渡され、「水500mlでなんとかこんとか〜」と説明された時、疲れのあまり「ああ、日本から来た私はウイルスを持ってるかもしれないから、消毒の薬を飲まないといけないんだな。さすが中国、やることが大胆!」なんて頭でぼんやり考えていました。
 
一路上几经波折,我终于到了南京,然后直接去了用于隔离的宾馆。说实话,看到一堆人穿着全身防护服的时候,我也是被吓到了。而且刚到就被询问了很多事情,都需要一一说明。许久未遇的中文环境,加上一整天的劳累,听力差到了谷底的我,把一条非常重要的信息听错了
 
我收到了用于制作消毒液的消毒片,他们讲解“用500毫升水要怎么怎么样”,但因为太累了,所以脑子里呆呆的想着“啊,可能因为我刚从日本回来,身上还带着病毒,所以得喝消毒液啊。不愧是中国,真是前卫的做法。”


ホテルの部屋に向かう時、そういえばいつ薬を飲むのか聞いてないや、と思いもう一回尋ねたところ、飲み薬ではなかったことが発覚し、私は一命を取り止めました(笑)
危うく隔離1日目に薬中毒で死ぬところでした。
 
こんな感じで私の隔離生活は幕を開けました。幸い帰って来る前にホテルでの隔離を言い渡されていた私は、食料や生活用品の準備をしていました。なので、特に足りない、と感じるものはありませんでした。
 
在去宾馆房间的时候,想着“说起来要啥时候吃药?没听人说啊”,再回想一遍时,察觉到这根本不是吃的药。可算是保住了小命一条(笑),差点就在隔离第一天死于药物中毒了。
 
就这样,我的隔离生活拉开了帷幕。所幸回来之前就被告知要隔离,因此食物和生活用品都准备齐全了。所以并没有什么感觉不够用的东西。


ただ、1つだけ大きな誤算がありました。部屋の暖房が使えないということです。私が止まっているホテルはセントラルヒーティングで空気を循環させています。そのため、空気感染を防ぐため、暖房はつけられないようになっていました。それが大きな誤算でした。

もう南京は春だろう、暖かいだろうと思っていた私は厚手の服を実家に置いて帰ってきてしまったのです。(なんなら夏服を大量に持って帰ってきました)なので、始め数日は寒い室内で布団を被って凍えながら過ごしていました。
 
幸い監督がヒーターを差し入れしてくれたこと、それに加えキャリーケースの片隅からダウンベストが見つかったことで、防寒ができ、今はそれなりに快適に過ごしています。
 
只是,我算错了一点,没想到房间的暖气没法用。我住的酒店采用中央空调供暖。所以为了防止病毒从空气传播,暖气是不能开启的。这实在是万万没想到。
 
本想着南京已经到春天了,应该很暖和才对,于是我把厚衣服都放在老家就回来了。(因为带了很多的夏装过来)所以开始几天,我都是在冰冷的室内,裹着被子瑟瑟发抖
 
幸好导演给我送来了暖炉,再加上从行李箱的角落发现了羽绒背心,可以御寒,现在算是过得很舒服了。

▲《日本导演把南京抗疫拍成防疫教材》

私の毎日は8時頃にドアがノックされる音で始まります。ここのスタッフがご飯を届けてくれた合図です。ここでは、1日3食提供されます。スタッフはドアをノックして知らせてくれ、部屋の前に置いてあるテーブルに食事を置いていってくれます。
 
宅配便やデリバリーもこの3回のどこかのタイミングで届けてくれます。いつでも届ける、というわけに行かないのは、私たちが生活するエリアは「汚染区」のため、毎回防護服を換えなければならないからだそうです。そのため、深夜にフライドチキンを食べる、なんて荒技はできません。

我的一天从早晨8点的敲门声开始。这是工作人员给我送饭来了的信号。这里一天提供三顿饭,工作人员都会敲门提醒,然后把饭放在门口的桌子上。
 
我的快递和外卖,也会在送饭的时候,同饭一起送到。之所以不能随时送到,是因为我们生活的区域属于“污染区”,每次进入都必须更换防护服。因此没法三更半夜点个炸鸡吃。

 
ご飯は美味しいです。豪華です。やたらと鴨肉が出るので、さすが南京だな…といつも思います。

たまに苦手なおかずだったり、飽きたな…と感じた時は日本から持ってきた缶詰や監督が差し入れしてくれた酸辣粉をおかずにご飯を食べています。
 
饭都很好吃,有点豪华。因为总有鸭肉,不由会想:啊,不愧是南京啊。

偶尔碰上不喜欢或者是吃厌了的菜的时候,我就会把从日本带来的罐头,和导演送来的酸辣粉当作配菜,就着饭吃。


この2週間1人で過ごしてきましたが、寂しいと感じることはありませんでした。まず、ここのスタッフさんが皆優しく、気遣ってくれたことです。

先日急に「隔離生活暇でしょ?大丈夫?」と連絡をくれ、秦淮花灯のキットと作り方を送ってくれました。

中国っぽいものを作るのも初めてで、しかもわざわざキットを用意してくれたことが嬉しくて心があったまりました。

虽然这两周是独自度过的,但我并没有感到寂寞。首先,这里的工作人员都很温柔,非常关心我。

前几天突然跟我说:“隔离生活是不是很闲,没关系吗?”,然后把一套秦淮花灯和说明书交给了我。

这是我第一次做中国风的东西,而且还特意为我准备了配套元件,真的很高兴,感觉很温暖。


和之夢の人たちも差し入れを入れてくれたり、撮影で来てくれたりしました。それに、毎日の電話会議で会社の人たちの声が聞けたのも私にとっては癒しになりました。秀秀の声素敵だなーとか、赵莹の声セクシーだなとか、そんなこと考えながら会議に参加していました。(こんなこと書いたら怒られるのかな)

もちろん日本にいる家族や友人も連絡をくれましたし、監督の「南京レポ」を見て私が隔離されてることを知って連絡をくれた中国人の友達もいました。
 
和之梦的小伙伴们也给我带了慰问品,还过来拍摄了。而且,在每天的电话会议里,听到公司里大家的声音,对我来说也十分治愈。秀秀的声音真好听啊,赵莹的声音好性感啊等等,一边想着一边参加了会议。(这样写的话是不是会被骂鸭)
 
当然,在日本的家人和朋友都有联系我,还有看到导演的《南京报告》(戳👈进入时光机),得知我被隔离的中国朋友也联系了我。

▲柚子视角

▲和之梦小伙伴视角

▲“还有四天,加油!竹内亮、可可、JxB、景小白”

そんな風に、1人で過ごした隔離生活でしたがいつも以上に周りの人たちの暖かさを感じられ、私にとっては貴重な2週間になりました。
 
正直、部屋が寒かった時は風邪っぽくなって「コロナか?!」と不安になったり、深夜にカップ麺を食べてお腹を壊した時も「コロナって胃腸にくるとか言ってたような…」と心配してましたが、結局なんともなかったのでよかったです。
 
就这样,虽然是我一个人度过的隔离生活,但比平时更能感到周围人们的温暖,这对我来说是很宝贵的两周时间。
 
说实话,房间冷的时候我有点感冒症状,不安地想“是新冠肺炎吗!?”,半夜吃泡面吃坏肚子时,就会很担心,“好像说新冠病毒会进到肠胃来着...”,但最后什么问题都没有实在是太好了。

 
あと2日でここを離れるのは少し名残惜しいような気もしますが、外で猫を愛でたいし、サイクリングもしたいし、螺蛳粉も臭豆腐も食べたいので、残り2日大人しく過ごしていようと思います。
 
还有两天我就要离开这里了。虽然有点依依不舍,但我更想出门逗逗猫咪,也想骑自行车,还想去吃螺狮粉和臭豆腐,所以还是老老实实地过完剩下的两天吧。

2020.3.13 
柚子 于南京


 后记 
下周柚子阿浩将结束隔离,回归公司咯,更多隔离生活详情,敬请关注明天的推送。现四旬夫妇和90后们连续熬夜制作中。

再问一句,柚同款筷子架,吃嘛嘛香,您瞧准了嘛~



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文字 | 柚子
翻译 | Wonder
编辑 | 阿群
图片 | 柚子、阿万、和之梦

音乐 | 爱してる-高铃



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