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【友情】熊本地震被災地の中国人 「困難を共に乗り切ることに意味がある」

2016-04-27 人民網日本語版 人民网日文版



熊本大地震から1週間が経った被災地の益城町では大雨が降っていたが、避難所となっている益城町総合体育館には、北京出身の于世彤さん(35)がいつものように忙しく救援物資を運ぶ姿があった。

 

元々日本での旅行を計画していた于さんだが、熊本地震の被災地でのボランティア活動に急遽変更、毎日熊本市内の宿泊先から自転車を漕いで避難所を訪れては、身振り手振りで救援活動に参加している。四川大地震の際にも救援活動にボランティアとして参加した経験があるという于さんは、「日本での救援活動でも様々なことを学んだ。危機に際し互いに助け合い、共にその困難を乗り切るということがとても意義深いことだと思う」と語る。

 

同じく益城町で活躍する中国人がもう一人いる。大学卒業後に現地の企業に就職した宋さんだ。彼女は以前病院で学んだことがあるというマッサージを避難所の高齢者に施し、痛みや緊張をほぐしており、その活動は大変喜ばれている。宋さんは日中の仕事が終わったあとに、支援活動に参加しているという。

 

熊本大学の留学生郭暁萌さんも、連日の余震による危険を顧みず被災地へ出向き、現地の中国人留学生と協力し支援活動を行い、高い賞賛を得ている。「地震発生当時、揺れがおさまるや否や真っ先に部屋を飛び出した。内心怖くてたまらなかったが、同級生の救援活動を手伝う中で恐怖心もだんだんなくなった。人助けを通じて恐怖心にも打ち勝つことができた」と記者の取材に答える。

 

熊本地震発生後、各地の華人、華僑から絶えず多くの救援物資が届いている。福岡県で旅行業を営む呉純宇さんは、今回の地震で大きな影響を受けた一人。先が真っ暗な状態になりながらも、会社の車6台に水や食料、日用品などの救援物資を載せて被災地へと出向いた。「社会的責任を少しでも果たしたかった」と呉さんは語る。

 

現地で太陽光発電プロジェクトを担う中国民営企業の蘇慶総経理は、募金や物資の寄付以外に、運搬可能な太陽光発電資源を利用して電気の寸断された被災地で利便性の高い充電電源を共有するという専門的な計画がある。現在従業員を派遣して初期調査を進めているという。

 

熊本で有名な華人である林康治さん(86)は、阪神淡路大震災発生時、神戸市内中心部までの数十キロの道のりを、救援物資を背負って徒歩で向かい、被災地の華僑への救援活動を行った当時の様子を振り返った。「海外でどんな困難に直面しようとも、中国人は強い気持ちをしっかり持ち、協力し合い、現地の人々と共に困難を乗り越えていかなければ」と記者に語った。



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