【ランキング】豊かな都市ベスト10 あなたの故郷は第何位？

中国で豊かな都市はどこかと言えば、真っ先に北京や上海、広州と答える人が多いだろう。それではこの3都市以外に豊かな都市とはどこになるのだろうか？豊かな都市ベスト10にランクインした各都市を下位から順に紹介してみよう。

10位：杭州

浙江省杭州市は古くから中国経済の発展の中心だった。現在杭州市の国内総生産（GDP）は2214億6600万元（1元は約15.4円）に達し、増加率は10.3％で全国5位。環境がよく整備され、数多くの裕福な企業家がここに居を構える。医療、教育、文化なども浙江省で最も優れており、資金の集積力もおのずと高くなっている。

9位：武漢

湖北省武漢市のGDPは2495億6800万元、増加率は7％で全国74位。武漢は内陸部最大の水路・陸路・空路の交通ターミナルであり、北京、上海、広州、成都、西安などの大都市からの距離はいずれも1千キロメートル前後で、東西に通じ、南北につながり、四方に結びつくという独自の地理的優位性が、経済の急速発展の原因の一つになっている。

8位：成都

四川省成都市のGDPは2601億6700万元、増加率は7.4％で全国60位。成都のよいところは、住んでいる人にはわからず、遊びに行った人にもわからず、成都を愛している人でさえわからない。離れてみて初めてわかるというよさだ。

7位：蘇州

江蘇省蘇州市のGDPは3209億900万元、増加率は8.2％で全国38位。江蘇省の工業は全国の半分を占め、蘇州市の工業は江蘇省の半分を占める。ここから蘇州の工業の発達ぶりがうかがえる。また蘇州は観光産業も非常に発達しており、「天に楽園があれば、地に蘇州と杭州がある」と言われなどと言われ、古き良き時代の名残を伝える庭園もあれば、高層ビルが建ち並ぶ現代的なビジネスエリアもあり、古いものと新しいものが美しく溶け合っている。

6位：重慶

重慶市のGDPは3772億7300万元、増加率は10.7％で全国3位。重慶は生活リズムがゆったりしていて、不動産価格もそれほど高くなく、非常に住みやすい都市だ。

5位：天津

天津市のGDPは3772億7300万元、増加率は9.1％で全国21位。

4位：深セン

広東省深セン市のGDPは3887億9千万元、増加率は8.4％で全国33位。改革開放がスタートしてから、深センには数多くの起業家が誕生し、華為（ファーウェイ）、騰訊（テンセント）、富士康などの大企業がここに本社を構えた。昨年の株式市場の上昇で、深センは最も多くの利益を獲得した。深センの不動産市場もますます上昇しており、資金規模の伸びが急速だ。

3位：広州

広東省広州市のGDPは4118億3900万元、増加率は8％で全国43位。ここ数年、広州の不動産市場は相対的に安定し、ほどほどの豊かさで幸せに暮らせる状態にあり、成金がそれほどたくさんいない。資金規模の伸びは鈍化し、追いつき追い越そうとする深センの勢いに押されている。

2位：北京

北京市のGDPは5451億9千万元、増加率は6.9％で全国76位。北京の不動産価格は人を尻込みさせるほど高いが、それでも大勢の若者や起業家がこの都市を目指して次々とやって来る。

1位：上海

上海市のGDPは6225億3900万元、増加率は6.7％で全国80位。

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