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梦想照进现实,让玩具熊代替自己飞上天!

人民網日本語版 人民网日文版 2023-12-04

「クマのぬいぐるみが1万mの上空を飛ぶ」という動画がネット上で注目された。動画の中で、クマのぬいぐるみは寧波ノッティンガム大学から出発し、遼寧省阜新市と内蒙古(内モンゴル)自治区通遼市の境界に到着。そこで重量測定、温度検査、設備調整など一連の事前準備を経て、気球と一緒に風に乗って離陸。雲海を貫いて高度1万mの上空に達し、地上に帰還した。クマのぬいぐるみが青い地球をバックに「空を飛ぶ」シーンもバッチリ撮影されていた。

今回の飛行試験を行い動画を作ったのは、寧波ノッティンガム大学理工学院材料成形・制御工学専攻の大学4年生、李正漢さんとそのプロジェクトチームだ。李さんは、「クマのぬいぐるみが到達した高度は宇宙ではなく成層圏で、実験はすべての規定と制度を守った」と述べた。

「幼い頃から空と宇宙に憧れていた。残念ながら高校生パイロット航空身体検査の最後の関門を通過できず、結局空軍パイロットに選ばれなかったが、それでも空の風景を見たいと思った」と李さん。大学4年間の勉強を経て、機械工学分野の知識、プログラミング技術、モデリング技能、電気回路知識が日増しに増えていくにつれ、チームの仲間と卒業前にこのクールな実験を試み、青春の思い出にしようと決めた。

「当初は寧波で試みようと思ったが、浙江省は山間部と丘陵地帯が多い。都市・人口密集調査研究結果によると、浙江地域は試験にあまり適していなかった」。地形及び気候などの客観的な要素を総合的に考慮した上、関係当局から航空管制に違反しないという通知を受け、李さんの故郷の東北地域で試験を行うことが決まったという。

見取り図を作り、電線装置を作り、模型を3Dプリントし、実験と温度調節を繰り返し、チームは実験に全身全霊を傾けた。ある晴れ渡った日、クマのぬいぐるみは1時間半かけて浮上し、2万8000mの上空に上昇した。そして青い地球と一緒に美しい写真を撮影し、26分後に地上に帰還した。





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