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刘鑫微博再度发声引争议,日本人如何看待“江歌案”?

2018-01-25 沪江日语 沪江日语


中国女留学生被杀害事件“江歌案”已于12月11日在日本东京开庭,并于20日公布了最终的审判结果:被告人陈世峰以故意杀人罪和恐吓罪被判处有期徒刑20年。


案件的审判看起来告一段落,但是对于此事件的争论从未停歇。特别是当事人之一“刘鑫”在此次事件所表现出的态度与行为,成为大家谈论的焦点。


而就在这几天,刘鑫接连发多条微博,并宣称“真相会迟到,但永不缺席”!



22日发表微博,直接透露了微博用户@特别调查员 的几篇文章由自己提供材料,并宣称内容是客观真实的。



昨天,刘鑫发布了自己和江歌的部分“对话语音合辑”。并配文“之美少女战士三叔:最后的纪念!假装我们一起毕业啦~”。视频里的配图也主要是自己和江歌的合照以及江歌的单人照。



但是广大网友似乎并不买账,从大家的转发评论内容来看,也有不少指责“刘鑫在蹭热度”、“你并没有悔改”这样的声音。


而在今天凌晨,刘鑫更是直接贴出了和江歌妈妈的微信聊天记录,并配文:要发就发全部嘛,不是每一次的断章取义都能获得你想要的成功。




相比江歌案事件本身,这背后的一连串连锁反应似乎更加复杂令人难以捉摸。希望这个事情最终能有个圆满的解决。毕竟江歌已经不在,也许往前看对大家都是解脱。


最后一起来了解

日本人如何看待江歌案背后的中国社会现象?


本ではほとんど注目されていないが、中国で社会現象となっている、2016年に東京で起きた中国人留学生同士による殺害事件がある。

在日本没有引发关注却在中国成为了社会现象的于2016年在东京发生的中国留学生杀害同胞的事件。


昨年12月11日に東京地裁で開かれた初公判には中国メディアが大挙 して押し寄せ、35席の傍聴券を求めて300人近い行列ができたという。

去年12月11日,在东京地方法院开庭的初次审判引得大批中国媒体前来,为了35个旁听席位,有将近300人排队等待。



この事件を最も精力的に報道したのが、「フェニックステレビ」東京支局だ。同局による地裁前生中継は中国で合計5千万もの人々がオンライン視聴し、支局長の李淼(リ・ミャオ)氏のミニブログへのアクセスは1日で1億を超えたという。

对这一事件投入最大精力报道的是“凤凰网”的东京支局。该局在东京地方法院前的直播吸引了合计5千万人在线观看,支局局长张淼的微博访问量一天内超过了一亿。


なぜ、この事件は中国でこれほど桁違いの注目を集めたのか?そして、この現象から見えてきた様々な問題とは?李氏にその詳細を聞いた。

为什么这个事件会在中国引发如此大的关注?从这个现象中可以看出哪些问题?就此具体采访了李淼局长。


─2016年に東京・東中野で中国人の女性留学生が殺害されたこの事件、そもそもどんな事件だったのですか?

─2016年在东京・东中野发生的中国女留学生被杀害事件,到底是怎样的事件?


李:日本にやって来る外国人留学生は1983年に1万人を超え、現在では20万人を超えています。その半分以上が中国からの留学生で、これだけの人数になると当然、留学生が刑事事件の犯罪者や被害者になるケースも増えてきます。今回の事件は殺人という最も重大な犯罪ですが、日本で中国人が殺害されること自体はそれほど珍しいことではありません。

李:日本的外国留学生人数在1983年超过了1万,而如今已经超过了20万人。其中一半以上是中国的留学生,人数如此巨大,留学生成为刑事事件的犯罪者和被害人的情况自然也不断增加。虽然这回的事件是牵扯到杀人这样最为重大的犯罪,不过中国人在日本被杀事情本身并不罕见。


─日本のメディアでは、2017年に中国人姉妹が日本人に殺害された事件のほうが大きく取り上げられました。

─日本的媒体更加关注2017年中国姐妹被日本人杀害的事件,对此您怎么看?


李:その事件は私も中国に向けて報道しました。しかし、中国国内での注目度は今回の事件のほうが圧倒的に高かったのです。私は初公判から昨年12月20日の判決(その後、被告は上告を取り下げ懲役20年の刑が確定)までを詳細に取材しながら、日本と中国の司法制度の違い、またネット・コミュニティやジャーナリズムの文化の違いを痛切に感じました。

李:那起事件我也面向中国进行了报道。但是这回的事件(江歌案)在中国国内的关注度更高。我从初审到去年12月20日的判决为止(在此之后,被告撤回上诉,被判处有期徒刑20年),进行了详细的采访。深切地感受到日本和中国在司法制度上的不同、以及网络社区和新闻传媒上的文化差异。


まず、事件の概要をお話しましょう。被害者となった江歌さんは法政大学に留学し、ルームメイトの劉シンさんと一緒に東中野のアパートに住んでいました。犯人の陳世峰は、劉シンさんと交際していましたが、破局後も彼女に脅迫紛いのメールを送るなどストーカー的行為を繰り返していました。

我先说一下事件的概要。被害人江歌在政法大学留学,曾与舍友刘鑫住在东中野的一间公寓。犯人陈世峰曾和刘鑫交往过,但两人感情破裂之后陈还有不断给刘鑫发恐吓短信等骚扰行为。


事件が起きたのは2016年11月2日。この日、犯人は彼女たちが住むアパートの外階段に潜んでいましたが、劉シンさんはすでに帰宅していて室内にいました。その後、江歌さんが帰宅したところに犯人が現れ、彼女の口を塞ぐなどしたため、ふたりは揉み合いになりました。

事件发生在2016年11月2日,犯人潜伏在江、刘所住公寓外的楼梯里,那时刘鑫已经回到家,进入了房间内。随后,在江歌回家时犯人现身,发生了捂住她嘴巴等肢体冲突。


そして、最終的にナイフで彼女の頸部を刺して死亡させた…というのが事件の顛末です。裁判では、江歌さん殺害と併せて、劉シンさんへの脅迫の罪も問われました。

最终犯人用刀刺向江歌的颈部导致其身亡…这就是事情的原委。法院追究了他杀害江歌,以及威胁刘鑫的罪行。


─そんな「痴情のもつれ」とも思える事件が、なぜ中国で大きな注目を集めるようになったのでしょう?

─这样的“桃色纠纷”事件,为什么在中国引发了如此巨大的关注呢?


李:最大の理由は、殺された江歌さんの母親が取った事件後の行動にあります。彼女は以前からブログをやっていましたが、事件後にはまず「犯人に死刑の判決が下ることを求める!」という主旨の署名活動をネット上で展開しました。最終的に約450万人の署名を集めましたが、彼女はさらに劉シンさんへの激しい非難を始めたのです。

李:最大的理由是,被害人江歌的母亲在事件后所采取的行动。她从以前开始就在使用微博,事件发生后她首先在网络上发起了“请判决犯人死刑”为主旨的签名活动。最终收集了约450万人的签名,并开始了对刘鑫激烈的责难。


─どういうことですか?

─这是怎么回事呢?


李:劉シンさんへの非難 には、主にふたつの要素があります。ひとつは「劉シンさんは江歌さんを救えたのではないか?」という点。事件発生時、すでに帰宅して自室内にいた劉シンさんは、玄関ドアがロックされた状態で警察に通報していたのです。

李:对刘鑫的责难主要有两点。一个是“刘鑫原本是不是可以救下江歌?”。事件发生时,已经回到自己房间的刘鑫,是在公寓门锁住的状态下报的警。


もうひとつの要素は「事件後の劉シンさんの対応が不誠実だ」というものです。中国で行なわれた江歌さんの葬儀にも姿を見せず、また事件直後に母親がメールを送っても返信がなかったというのです。

另外一点是“事件发生后,刘鑫没有诚实应对”。她没有去参加在中国举办的江歌的葬礼,而且事后江歌母亲给她发信息她也没有回复。


劉シンさんは事件後、重要参考人 として警察で約20日間にわたって聴取 を受けているので、母親からのメールに返信するのが難しい状況にあったことは想像できますが、自身は「メールには返信した」と裁判でも証言しています。

刘鑫在事后,作为重要证人接受了警方大约20天的取证调查,可以想象她在那种情况下很难回复江歌母亲的信息,但是她在法庭上的证言却说自己“回复了”。


いずれにしても、不信感を募らせた母親はネット上で攻撃を展開し、彼女の実家付近で「劉シンは悪人だ!」と主張するビラを流布する行為にまで及んだのです。こういった行動が中国のネット・コミュニティで大きな注目を集め、今回の裁判の取材のために中国メディアが大挙して来日する事態へと繋がっていきました。

不管是哪一点,江歌母亲都对她越发不信任,在网络上展开了攻击,还在刘鑫老家附近散发写有“刘鑫是恶人”的传单。这样的行动在中国的网络上引发了巨大的关注,才导致大量中国媒体涌入日本报道此事。


─「犯人には死刑判決を!」というのは、日本でも殺人事件の遺族らが口にすることがありますが、死刑制度の現状も日本と中国では大きな隔たりがありますね。

─在日本虽然也有杀人事件的遇难者家属提出过“请求判处犯人死刑”,但是,死刑制度的现状在日本和中国还是有很大差异的。


李:ちょうど、今回の事件の判決が出た12月20日、日本で2名の死刑囚に刑が執行されましたが、日本では死刑制度に反対する人たちが弁護士グループを含めて少なからず存在しています。一方、中国は政府が公式の数字を発表していないため実態は不明ですが、アムネスティ・インターナショナルによれば年間1千人以上が死刑に処せられているとのことです。

李:恰巧,对本次事件作出判决的12月20日,日本有两名犯人被执行了死刑。但是在日本,反对死刑制度的人包括律师团体在内并不是少数。而中国政府由于没有官方公开数字所以我们并不了解实际情况,但根据大赦国际组织的数据来看,一年有一千人以上被判处死刑。


実は、今回の事件はこういった死刑制度を取り巻く環境の違いを一般の中国人が知る機会となった側面もあります。被害者・江歌さんの母親は「犯人に死刑判決を」と訴えて約450万人の署名を集めましたが、日本の常識でいえば、今回の事件で犯人に死刑判決が下る可能性はゼロに等しかった。

实际上,这次的事件也可以让普通中国人意识到死刑制度所处的环境不同。被害人江歌的母亲为了“请求判处犯人死刑”,收集了450万人的签名,但从日本的常识来看,这次的事件是不可能判处犯人死刑的。


また、そもそも約450万人の署名も、日本の法廷は判決に際して外部の声を排除する姿勢を持っているため影響力を持つこともなかった。こういったことを、今回の事件を通じて初めて知った中国人は少なくなかったと思います。

此外,由于日本法庭贯彻着在判决时排除外部意见,这大约450万人的签名原本就对判决没有影响力。通过这次事件才知道情况如此的中国人也不在少数。


また、劉シンさんは犯人からストーカー被害を受けていたため、もし警察に通報していれば殺人事件が起こる以前に犯人が逮捕されていた可能性は否定できませんが、日本にストーカー規制法という法律があることも、初めて知った中国人が多くいたと思います。

另外,刘鑫因为曾受到犯人骚扰,如果她及时报警的话,警方有可能会在发生杀人事件之前逮捕犯人。日本有反跟踪骚扰法,我想应该很多中国人也是第一次听说。


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