社会
一部ホテルが外国人を受け入れないのは何故か?
界面新聞によると、多くの国から中国に来る観光客に対するビザなし政策の実施により、外国人観光客は徐々に増加している。しかし最近、外国人観光客が中国政府のウェブサイトにメッセージを残し、特に小規模都市や普通ホテルでは「涉外資格(外国人受け入れ資格)を持っていない」「政府システムに外国人身分情報の入力方法が分からない」などという理由でチェックインを拒否し、多大な不便を引き起こしていると報じた。公安部、商務部、国家移民管理局は5月24日、ホテル業界に対し、涉外資格(外国人受入れ資格)を取得していない事を理由に、外国人を拒否してはならないと求めた。涉外飯店(外国人受入れ資格)に対する規制に関しては、1988年9月に公布された「中華人民共和国評定旅游(涉外)飯店星級的規定」が最も古い政策となった。第25条から第28条には、国家旅游局が発行する涉外飯店に対する星級旅游(涉外)営業許可証制度を実施することが記載されている。新しく建設されるすべてのホテルは、外国人を受入れる場合に、ホテル星評価機関から星評価と観光(涉外)事業許可を取得する必要がある。