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是枝裕和斩获戛纳电影节大奖,日本网友却有些小情绪?

沪江日语 沪江日语 2018-07-18

是枝裕和导演的最新作品《小偷家族》在世界最大的国际电影节——戛纳电影节上获得最高奖金棕榈奖。这是日本导演自今村昌平导演的《鳗鱼》之后时隔21年再次获奖。


是枝导演在日本被称为“戛纳的男人”,其作品曾五次进入主竞赛单元,分别是《距离》(2001)、《无人知晓》(2004)、《如父如子》(2013)、《海街日记》(2015)、《小偷家族》(2018)。这次终于将金棕榈奖收入囊中。



获奖后的是枝裕和导演如是说:
さすがに足が震えています。この場にいられることが本当に幸せです。そしてこの映画祭に参加するといつも思いますが、映画をつくり続けていく勇気をもらいます。そして、対立している人と人を、隔てられている世界と世界を映画が繋ぐ力をもつのではないかという希望を感じます。我真的腿都在抖。能站在这里我感到很幸福。每次参加戛纳电影节我都能获得继续电影创作的勇气,也能感受到一种希望,人们通过电影的力量去消除人与人之间的对立、消除不同世界间的隔阂。


是枝裕和获奖的消息在日本报道后,有不少网友表达了祝贺和期待之情。但其中也有一些负面的评价。主要是认为获奖电影中对因贫困而偷盗的一家人的描绘,是对日本的抹黑,会让外国人对日本产生不好的印象。



《小偷家族》讲述了没有血缘关系因为各种原因无家可归的人组成了一个家庭,靠着偷盗和奶奶来历不明的养老金生活。因为某件事的发生,掀开了血淋淋的现实。


羁绊之下残酷的现实


是枝裕和导演接受采访时,提及创作中对家庭的处理以及海外观众的反响:

社会の過酷な面を描きつつ、失われつつある人の絆や家族の温かさ、ぬくもり、そんなものを描きたいという気持ちはありましたか?

一边描绘社会残酷的一面,一边又想要讲述人与人之间渐渐失去的羁绊和家族的温暖,您在拍摄电影的过程中是否一直抱着这样的想法?


「僕は観客が映画を見た後、人間であることが嫌になるような映画を撮らないようにしているのは確かです。現在僕には家族や子供がいて『誰も知らない』を撮ったときとは違った状況におり、子供や家族に対する目が変わってきた実感はあります。それが自然に反映されているのかなと思います」

“我确实不想拍那种观众看完之后会变得讨厌人性的电影。我现在有了家人和小孩,跟拍《无人知晓》的时候不一样,我觉得自己对孩子和家庭的看法也改变了。这些有可能自然地反映在电影里了。”


カンヌでは海外の人からは観た時に、養子をもらったり、自身が養子である人達が、このテーマについて身近に感じるというコメントをもらったそうですね。

“似乎在戛纳,有领养小孩、或者自己本身就是养子的外国观众在看了电影之后表示能够切身体会电影的主题吧。“


「取材に来ている外国の多くの方々は、かなり引き寄せたところで、家族をどのように作るのか、という自分なりにみている人が圧倒的に多かったです。勿論その中に自分は養子である、養子を育てているという方もいました。映画はそういう状況ではないにしても、彼らが必死に親であろうとしている点にシンパシーを抱いてくれていたようです」

来采访我的外国人当中,有很多站在自己独有的角度看待应该如何构筑家庭的问题。当然其中也有自己是养子或者领养了小孩的人。即使电影中不是这样的情况,他们也对“拼尽全力去做父母”这一点抱有共鸣。


同样从家庭入手

着眼于日本社会现实问题的《无人知晓》


《小偷家族》是以“隐瞒父母死亡从而继续领取养老金”这样真实发生的事件为灵感创作的。从社会现实出发,通过人物内心的感受来连接外部社会。这个创作过程不是以真实性为第一考量的,但能触动人心的必然是真实。


正如日本网友所说:


我不太理解大家为什么要在网上非难是枝裕和。首先通过作品诉说日本社会问题对日本本身发展是有益的,其次日本人创作出能在国际上受到认可的作品,本就是值得高兴的事。


是枝裕和导演谈及对日本电影的意见:

こうやって海外で活躍されてこられて、海外の映画業界に触れてみて、日本映画業界の未来について思うところは?スマホなどが若い世代の心を奪う今日、かつて日本がそうであったような映画大国になる希望はいかに?

您在海外十分活跃,接触到国外的电影界之后您对日本电影界的未来有什么想法呢?在现今年轻人沉迷手机的时代,您觉得日本还有希望成为以前那样的电影大国吗?


「日本はもはや昔のような映画大国になるとは思っていません。それは幻想だと思います。人口が減っていきますから、映画業界はもっと衰退していくと思います。むしろそのことに気が付かないふりをしているから問題だと思います。これから国内市場が縮小していくのだから、そのことを見越してどういう風に、例えば国際映画市場の中で日本の位置をどう確保していくかという方にシフトしなければいけないでしょう」

我觉得日本无法再成为以前那种电影大国。这都是幻想。人口在减少,所以电影界会更加衰落,倒不如说装作没有意识到这一点反倒是问题所在。今后国内市场只会越来越小,要在接受这一点的基础上进行思维转换,比如考虑怎样在国际电影市场中确保日本的位置才行。


邦画の質を上げる対策とは何でしょうか。作家性の軽視という傾向があると思いますか?

对于提高本土电影质量您有什么好的想法吗?您觉得(日本电影界)有轻视作家性的倾向吗?


「その通りですけれど、優れた作家性を持った監督は随分出てきていると思います。ところが一部はそれをむしろ邪魔なものだと思っているようですね。国内マーケットで成功しているから無理して海外にいかなくてもいいって思っている方もいる。若手監督の海外進出を支援しているところは、どこにもないから。」

“虽然你说的是事实,但其实拥有优秀的作家性的导演已经有很多了。不过一部分人反倒觉得这是干扰因素。还有人觉得在国内市场成功的话不用勉强自己去开拓国外市场。没有任何地方在支援年轻导演进军海外。“



是枝裕和在推特上发出与贾樟柯导演的合照


最后向大家推荐五部是枝裕和导演值得一看的电影


无人知晓



実話をもとに描く人間ドラマ。東京を舞台に、母親に捨てられ社会と隔絶された4人の子供たちの希望と絶望を繊細に映しだす。

以真实故事为灵感创作的人性剧。以东京为舞台,刻画了被母亲抛弃、与世隔绝的四个孩子的希望与绝望。


2004年カンヌ国際映画祭での主演・柳楽優弥の“日本人初”、“史上最年少”最優秀主演男優賞獲得にはじまり、キネマ旬報やフランダース国際映画祭において最優秀作品賞を獲得。

2004年主演柳乐优弥在戛纳国际电影节获得了最佳男主角奖,成为“日本人最初”“史上最年少”的获奖者。该电影还在旬报奖和法兰德斯国际电影节获得最佳作品奖。


步履不停



年老いた両親の元に久々に集った家族の情景を静かなタッチで切り取り、人生の喜びと悲しみを浮かび上がらせたホームドラマ。

用安静的镜头展现家人久违地聚集在年老的父母身边的场景,是能让人感受到人生的喜悦和哀伤的家庭剧。


如父如子



子どもの取り違えという出来事に遭遇した2組の家族を通して、愛や絆、家族といったテーマを感動的に描くドラマ。

电影通过讲述两个互相抱错孩子的家庭的故事,描绘了家族之间令人感动的爱与羁绊。


第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されるや、審査員賞に輝いた。

电影在第66届戛纳国际电影节主竞赛单元参展,获得了评委会特别奖。


海街日记



鎌倉に暮らす3姉妹と父親がほかの女性ともうけた異母妹が共同生活を送る中、さまざまな出来事を経て家族の絆を深めていく姿を追う。

电影讲述了在镰仓生活的三姐妹和同父异母的妹妹共同生活的故事,她们之间的羁绊在经历了各种各样的事情之后越来越深。


第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞や最優秀監督賞など4冠に輝いた。

电影在第68届戛纳电影节主竞赛单元参展,还获得了第39届日本奥斯卡最佳作品奖和最佳导演奖等4个奖项。


比海更深

売れない小説家の主人公と、一人住まいのその母親、別れた元妻とその息子。こんなはずじゃなかったと今を生きる家族を映したストーリー。

讲述了不入流小说家和他一个人住的母亲、以及前妻和儿子之间的故事。


第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品作品。第26回フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭(ノルウェー)でシルバー・ミラー賞(最高賞)。

电影在第69届戛纳国际电影节“一种关注”单元参展,在第26届南方电影节(挪威)获得最高奖项银镜奖。


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