【有声美文】万叶恋歌-樱之章18-神谷浩史
万叶恋歌-樱之章18
朗读/神谷浩史
「あれっ、俺、いつの間に寝てた?ごめんな、一緒にいるのに。」
“哎?我什么时候睡着了?抱歉,明明是和你在一起的说。”
「ええ?仕事が忙しくて疲れてるんでしょうって?バァカ、そんなの全然大丈夫だって、心配するな。
“哎?工作太忙,很累了?笨蛋,那种事完全没有问题,不用担心。
でも、久しぶりに夢を見てたんだ。夢の中で、ぼんやり立ってると、後ろの方から聞きなれた声がする。
但是,很久都不做梦了呢。在梦中,呆站着的我,身后传来很熟悉的声音。
振り返ると、煉瓦造りの小さな可愛らしい家が立ってた。
回过头一看,那里立着一座用砖砌成的小巧又可爱的房子。
近づいていったら、ドアが開いて、お前が出てきたんだ。
走近它的时候,门开了,你从里面走了出来。
お帰りって、笑顔で、すごく暖かくて幸せな夢だった。あっ、恥ずかしい話しちゃったな。俺、やっぱり仕事で疲れてるのかも…」
你对我说:‘欢迎回来!’,还一边笑着。是个很温暖很幸福的梦啊!啊,说了很难为情的话啊!也许我真的是工作太忙累着了吧。”
「ん?いつか実現できたらいいねって?なんか、こういうの照れるなあ。
“不,我是说,要是有一天能实现就好了。不知为何,感觉这样说很难为情啊。
夢の話なんて、人にしたことなかったから。ほかの人には言うなよ。俺とお前だけの秘密な。
像是人们从来没有去做过在梦里发生的事。不要对别人说啊,这是我和你的秘密。
でもいつか、本当にそうなったらいいな。はあ、お前も、一緒に昼寝しよ。今度は同じ夢、見れるように…」
但是有一天真的能实现就好了。哈~你也一起来睡个午觉吧。这次也许能做同一个梦呢。”
---人も無き 国もあらぬか 吾妹子と 携い行きて 副いて居らむ---
『岂无,无人无国处;偕妹去,相伴住。』
誰も知らない場所で、あなたと一緒に静かに暮らしたい。
——想要和你在谁都不知道的地方,一起平静的生活下去。
太陽を感じながら、そっと眠りにつく。きっと、この句を読んだ人も、そんな暖かい気持ちだったのだろう。
感受着太阳的温度,渐渐的睡着。读到这句的人也一定是这样暖暖的心情吧。
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