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书讯|船山徹《六朝隋唐仏教展開史》出版

歴史之島 2021-01-26

错过了初版,还会错过再版吗?


作者: 船山徹 

出版社: 法藏館
出版年: 2019-6
页数: 556
定价: 8,000円+税
装帧: 平装
ISBN: 9784831877246
 

 

内容简介  · · · · · ·
中国仏教の基盤が整備された六朝隋唐期にインド仏教の何が、どこで、どのように受容され、そして中国の仏教になったのか。教理解釈・修行体系・信仰の側面から追究し、仏教が中国に浸潤し展開した過程を思想史・文化史的に位置づける。--------------
・・・後漢に仏教が伝来してより現代まで続く中国仏教二千年において六朝から『開元釈教録』の編まれた盛唐中頃までの西暦約二二〇-七三〇年は、巨視的には中国仏教の早期ないし前期であろう。それ故、六朝隋唐仏教の歴史は「展開史」「発展史」と言うより「導入史」とでも称すべきかも知れない。少なくとも六朝仏教についてはそう言える。しかし筆者はインド仏教から学修を始め、後に中国仏教史に視野を延ばした経緯から、中国仏教史をインドからまったく独立した別個の仏教史と見るべきでないと痛感する。確かに時期的には早いが、むしろ六朝隋唐の仏教史はインド仏教の輸入と共に、インドとは異なる中国文化圏において漢語と漢語に基づく思考法の具体的な姿をありありと表している。この意味で六朝隋唐仏教史は漢文化に適合すべく発展を遂げつつある最中の文化史である。インド仏教には見られない新たな動きや、中国特有の斬新さと活気に充ち満ちている。それ故、六朝隋唐の仏教史を、中国という新たな文化のなかで次々と変化していった躍動期と捉えたい。『六朝隋唐仏教展開史』と書名に「展開」を含める所以である。(「始めに」より抜粋)--------------

 

作者简介  · · · · · ·
1961年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。京都大学人文科学研究所教授。プリンストン大学、ハーヴァード大学、ライデン大学、スタンフォード大学等において客員教授を歴任。専門は仏教学。主著に、『東アジア仏教の生活規則 梵網経―最古の形と発展の歴史』(臨川書店)、『仏典はどう漢訳されたのか――スートラが経典になるとき』(岩波書店)、『高僧伝 ?~?』(共訳、岩波文庫)などがある。

 

目录  · · · · · ·

始めに

第一篇 仏典解釈の基盤

第一章 梁代の学術仏教

一 仏典漢訳から見た梁代仏教の位置付け

二 『出要律儀』の希少価値

三 中国に特有の注釈法の始まり

四 綱要書『成実論大義記』

五 仏教図書館を表す語

第二章 体用思想の始まり

一 島田虔次説

二 神不滅論と如来蔵思想

三 体・用と漢訳仏典

四 従来の異説

五 約五〇〇年頃の宝亮の語法

六 体と用、本と跡、本と用

七 体・用対挙の思想的背景

第三章 「如是我聞」と「如是我聞一時」──経典解釈の基礎的再考

一 問題の所在

二 「如是我聞」四字を一句とする説

三 漢訳における「如是我聞一時」の例

四 鳩摩羅什の漢訳と自説

五 梁代『大般涅槃経集解』の解釈

六 北魏の菩提流支『金剛仙論』の解釈

七 「一時」を前後双方に?げるインドの注釈

八 中国における対応説

第四章 梁の智蔵『成実論大義記』

一 緒 言

二 智蔵の著作三 方法論的覚書

四 『成実論大義記』佚文

五 『成実論大義記』の特徴

第五章 真諦三蔵の活動と著作

一 真諦の伝記

二 真諦の著作

三 経量部説と正量部説から見た真諦佚文の意義

四 真諦の経典解説法──七つの特徴

五 漢訳の領域を逸脱する注解的要素

六 真諦佚文の意味するもの

(附)聖語蔵本「金光明経序」録文

 

第二篇 修行を説く文献体系的修行論修行成果

第一章 隋唐以前の戒律の受容史(概観)

一 戒律を求める気運

二 五世紀初頭十年の長安

三 四一〇-一五年頃の寿春と江陵における卑摩羅叉

四 四一五-三〇年頃の建康

五 四一〇-三〇年頃の涼州──菩薩戒の新登場

六 四三〇年代の建康──大乗戒と声聞戒の展開

七 四四〇-六〇年の高昌そして高昌と建康との?がり

八 『梵網経』と『菩薩瓔珞本業経』の出現

九 六世紀に再評価された『四分律』

第二章 大乗の菩薩戒(概観)

一 中国における菩薩戒の始まり

二 インドの大乗戒

三 中国的展開

四 残された問題

第三章 梁の僧祐『薩婆多師資伝』

一 『薩婆多師資伝』の構成と特徴

二 禅の祖統説における『薩婆多師資伝』

(附)『薩婆多師資伝』佚文録

第四章 隋唐以前の破戒と異端

一 性に関わる事柄──鳩摩羅什ほか

二 殺人と戒律

三 聖者を騙る

 

第三篇 修行と信仰

第一章 聖者観の二系統

一 問題の所在

二 仏教の聖者とは──予備的考察

三 訳語としての「聖」

四 聖者の自称と他称

五 安易な聖者化──その説話的性格

六 聖者は多いか少ないか

七 修行階位と解釈の諸相

八 道教に取り込まれた修行階位説

九 理論と信仰の狭間

十 「異香、室に満つ」──聖の現前

第二章 異香──聖者の匂い

一 死の象徴表現

二 臨終の異香

三 異香はどんな匂いか

第三章 捨身の思想──極端な仏教行為

一 「捨身」という言葉

二 原義的捨身

三 象徴的捨身

終わりに

文献と略号

あとがき

索引



【近在眼前】

李永晶《友邦还是敌国?——战后中日关系与世界秩序》出版

刘柠《这么多年了,我们还是不懂日本》出版

《东京百年史》出版:《下町,山之手》《东京崛起》

徐辰《原节子》出版:一个明星的诞生

廖欽彬、高木智見 編《近代日本の中国学》出版

高明士《战后日本的中国史研究》出版

《早期日本的人口、疾病与土地》:7-9世纪的东洋

李长声《日本人的画像》:悠然看东瀛

徐小虎《日本美术史》:东瀛版“美的历程”

三谷太一郎《日本的“近代”是什么》:近代日本何以不安定

佐藤正幸《历史认识的时空》:这本书我写了三十年



【晚清民国】
戴海斌《晚清人物丛考》:关注历史中的“人”

千军万马来追牛:谭伯牛《牛史·晚清篇》出版

马建标《权力与媒介:近代中国的政治与传播》出版
桑兵《旭日残阳:清帝退位与接收清朝》出版 
高田时雄《近代中国的学术与藏书》出版
杨焄《却顾所来径》:从六朝文学到近代掌故
《尘封的历史——汉学先驱邓嗣禹和他的师友们》出版
王东杰《历史·声音·学问:近代中国文化的脉延与异变》出版

陈建华《凌波微语》:追怀往昔,追念师友

万志英《剑桥中国经济史:古代到19世纪》出版
《殷墟九十年考古人与事(1928~2018)》出版
潘玮琳《礼俗消费与地方变迁:江浙锡箔的物质文化史》出版
南大出版社“学人文丛”(李里峰 李恭忠石斌 舒建中 著)
钱锁桥《林语堂传》:传达中国文化重生之道 
谢泳《钱锺书交游考》出版   

《魏斐德演讲访谈录》:汉学巨擘 远航  

林凡凡:《陈旭麓文集》编辑心得
罗志田《中国的近代》:思索大国的历史转身
王元崇《重塑中华帝国:满鲜关系,1616-1911年》出版
王东杰《声入心通:国语运动与现代中国》出版
张治《文学的异与同》:在中西传统之间通观其变
陈旭麓《近代中国人物论》:再现人物的本来面目

龚隽、陈继东《作为“知识”的近代中国佛学史论》出版

杨念群《五四的另一面》:“社会”是如何形成的

茅海建《历史的叙事方式》:思想比生命更长久
《胡适英文中国思想史授课纲要遗稿》出版
沈洁《民国的“失传”》:清末民初中国革命再阐释
周武《边缘缔造中心》:由“江南的上海”到“上海的江南”
张剑《赛先生在中国——中国科学社研究》出版
吴震《孔教运动的观念想象:中国政教问题再思》出版
高力克《五四的思想世界》出版

严泉《近代中国政制史通识》出版

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